北海道を旅していたとき、たまたま入った温泉で地元の人に「いい日の出スポットがある」と教えてもらいました。
正直、半信半疑のまま向かった美幌峠。
夜は真っ暗で少し不安もありましたが、空には満点の星が広がっていて、朝には雲海と一緒にきれいな朝日を見ることができました。
今回は、そのときの美幌峠での体験について書いてみます。
美幌峠について
美幌峠(びほろとうげ)は、屈斜路湖を一望できる展望スポットです。
標高は約525mで、天気が良ければ広がる景色を一気に見渡すことができます。
当時は何も知らなかったのですが、そんな場所に行くことになったきっかけは、道中で立ち寄った温泉でした。
温泉で教えてもらった日の出スポット
の日は天に続く道に行き、夕方から網走監獄を目指す途中で、何気なく立ち寄った温泉に入っていました。
湯船に浸かりながら、その日どこで車中泊をしようか考えていると、地元の人らしき家族が入ってきました。
少し会話をする中で、このあたりで星空や日の出が見られる場所がないか聞いてみると、教えてもらったのが美幌峠でした。
正直そのときは名前も知らず、半信半疑でしたが、せっかくなので行ってみることにしました。
こういう偶然の出会いも、旅の面白さだなと感じました。
夜の美幌峠
到着したのは深夜0時ごろ。
道中はほとんど街灯もなく、真っ暗な道が続いていました。
途中、道端に鹿がちらほら現れては、こちらを見ると森の中へ逃げていきます。そのおかげで運転に飽きることもなく、不思議と暗い森の中でも怖さはあまり感じませんでした。
駐車場は広く開けていましたが、時間帯のせいか車も出入りも少なく静かな空気に包まれていました。
周りに光がほとんどないため、空には満点の星が広がり、星あかりだけでも屈斜路湖の姿がしっかりと見えていました。
ただ、10月上旬とはいえかなり冷え込みが強く、長時間外にいるのはなかなか厳しい寒さでした。


雲海と朝日
朝日が出る前、あたりがうっすら明るくなってくる時間が個人的に一番好きです。
GoProでタイムラプスをセットしていたものの、バッテリー切れなどが気になり、何度かアラームをかけては様子を見に行き、また寝るのを繰り返していました。
そして5時ごろ、少しずつ空が明るくなってきます。
外に出てみると、駐車場は濃い霧に包まれていて、この時点では屈斜路湖はほとんど見えませんでした。

ただ、5時半から6時にかけて一気に霧と雲が晴れていき、目の前に屈斜路湖と雲海が広がります。
そこに朝日が昇ってきて、景色が一気に色づいていきました。
人生で初めてこんなにきれいな雲海を見ることができて、寒さも忘れてしばらくその場から動けませんでした。

美幌峠の夜から朝日が出るまでのタイムラプスです。↓
勇気を出して話しかけたことでこの景色に出会えたと思うと、来てよかったと感じました。
車中泊してみた感想
駐車場は広くゆったりしていて、とても静かで寝やすい環境でした。
街灯も少ないので、車から出るとすぐに満点の星空が見えるのも良かったです。
ただ標高があることもあって、夜中は想像以上に寒くなります。
車中泊する際の注意点
夜遅くなると霧が出てくることもあるため、なるべく早めに到着しておくのがおすすめです。

また、とにかく寒さ対策はしっかりしていった方がいいです。
星空や雲海、朝日を見るとなると、どうしても外にいる時間が長くなるので対策をしていないと寒さとの戦いになります。
私はブランケットを羽織って外に出ましたが、それでも少し寒く感じたので、大袈裟なくらい防寒していくのがいいと思います。
まとめ
美幌峠は、星空・雲海・朝日と、どの時間帯でも楽しめるとても魅力的な場所でした。
多少の寒さ対策などは必要ですが、それでも実際に行ってみて本当に良かったと思える場所です。
札幌からは距離がありますが、それでも北海道に行ったらぜひ行ってほしい場所のひとつです。
近くには網走監獄や天国に続く道などもあるので、観光とあわせて立ち寄るのもいいと思います。
ソリオでの車中泊についても別の記事でまとめているので、よかったら参考にしてみてください。

