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友人接待キャンプ 日常からの脱却

キャンプ

高校の頃に仲の良かった友人と数年ぶりにキャンプをした。私は高校生の頃から安いテントを買いキャンプをしていた。

その頃一度だけその友人と自転車で千葉県の印旛沼にあるキャンプ場に行きキャンプをした事があった。その頃のクオリティとは天と地ほど差ができていて、今のレベルとのギャップを感じて欲しく今回も張り切り接待キャンプをした。

↑高校生の頃のキャンプ。この頃は料理できるほどのスキルが無かったのでお肉ばかりを食べていた。この日もジンギスカンと野菜を混ぜ、お米と一緒に食べたようだ。「かねひろ」のジンギスカンが私は1番好きで何年も前からずっとハマっている。ここのジンギスカンはクセも少なく、タレがお肉の柔らかさによく合う。特に黒色の袋のラム肉がとても柔らかくクセも少なくて絶品だ。

何度か一緒にキャンプをしている人なら手抜きで簡単な料理で済ませても良いのだが、初めて私のキャンプに連れていく相手は楽しんで満足してもらいたいので、私の全力で最高のもてなしをすることに決めている。今回は迫力のある鳥の丸焼きをチョイス。

当日の朝、家を出る前に友人をサプライズで驚かせたい一心で1人で仕込みを済ませておいた。鳥のお腹に鍋で芯が残る程度に軽く炊いた米と、輪切りのニンニク、チーズを詰めて爪楊枝で締めておく。表面にはクレイジーソルトと、マキシマムをすり込ませてある。あとは周りに野菜を彩り配置。これを炭火でじっくり火加減を調整しながらうまく焼いていく。

この鳥はコストコに売っていて値段は1200円ほど。私のダッチオーブンは12インチでこの鳥と野菜を入れてピッタリサイズ。

前日までに必要なものは全て揃え、積み込みも8割乗せられるものを乗せておいたが、残りの2割と丸鳥の仕込みが大変で出発前から既に疲れ気味になってしまった。鳥が大きいので洗うのも詰め物やスパイスをつけるのも一苦労で、慣れていても1人でやるのは結構大変だった。

友人と現地で合流し、まずはテントを立てようと荷物を運んだが急に雨がポツポツ降ってきた。天気予報では1日晴れの予報だったので油断していた。焦ってテントを立てたがすでに雨は止んでいてタープを貼り終えた頃には日が差し始めていた。なんだか設営を自然に急かされてしまった…。

テントもタープも設営が終わりゆっくり火を起こしながらダッチオーブンに少しずつ炭を置き調理を始めた。2時間たったあたりで湯気が出てきて開けてみたが野菜に全然火が通ってなかったので火力を強めにして1時間ほど焼いて開けてみた。火が完全に通り焼目もついて完璧な出来栄えだ。お腹ぺこぺこだったのですぐにテーブルに持っていき2人でがっついた。

何度食べても最高の味だ。ホクホクのジャガイモにとろける玉ねぎ、ホロホロに身がとれる丸鳥。にんじんも柔らかい上にみずみずしく、全ての野菜に甘味がある。詰め物もしっかり火が通って、ニンニクと米とチーズの組み合わせは美味しすぎた。

2人ともお腹いっぱいになり、案の定少し残ったので骨から身をほぐしておき明日の朝食べる事にした。どっちにしろ残り汁にパンを付けて食べようと思って食パンを持ってきていたのでちょうどよかった。

食休をしながら軽くお酒を注ぎ乾杯。しばらくして机の上や調理器具など片してテントの中へ。2人で昔やっていた通信ゲームをしながらゴロゴロし夜中を過ごした。

朝は若干肌寒く、外で座っていると風があたり体が冷える。とりあえず炭を起こし昨日の残り物をあっためた。ダッチオーブンが大きいため温まるのに時間がかかる、お腹が減り待てずにつまみ用に持ってきた冷凍餃子を3つずつ焼いて食べて待った。

温め終わり、食べ始めた。調理に使っていた炭を焚火台に置きパンを焼いてディップしながら食べた。

食後のコーヒーを一杯。コーヒーフィルターを家に忘れてきていたので朝にわざわざ近くのコンビニまで買って来てコーヒーを淹れた。コーヒーを飲み終わり軽く身の回りを片付けた後はまた2人でゲームに熱中した。

久しぶりのキャンプがとても楽しく、ゲームばかりしてたけど凄い充実感を得ることができた。全力で楽しんだ、余韻がしばらくあるのもまたキャンプの面白いところだ。今回は2人でゆったりのんびりしたキャンプを楽しんだので次は大人数で騒いだりして賑やかに過ごしたい。真夏になり猛暑になる前に今の過ごしやすい時期にもう1度キャンプに行きたい。 

鳥の丸焼きレシピ

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