コロナが広まり居酒屋は休業したり時短営業をしたり。そんな中営業している居酒屋には人が殺到したり。まともな人間なら今この時期にわざわざ居酒屋にはいかないだろう。知り合いがお店を経営しているとかなら行くかもしれないが。。
私の世代は大抵まだみんな実家暮らしという事もあり宅飲みは滅多にしない。行きつけの居酒屋はある。いつもそこに行き美味い焼き鳥とお酒を飲んで近況報告などをして、お店を出た後には他の友人と合流して遊びに行ったりしていた。お酒が入った状態で遊びに行くのは最高の気分だ。車で迎えに来てもらえるだけでもう楽しい。そんなこんなでいつも居酒屋でお酒を飲んでいて、家では数ヶ月に一回飲むくらいでしかない。居酒屋に行けずうフラストレーションが溜まっていた。仕方なく今日はお酒を飲もう、と唐突に思い立ってグラスに氷を入れお酒のボトルからお酒を注いだ。飲んでいるうちに思った。お酒は想像以上に人生において重要な役割を持っている。
酔った時にしか話せないような小っ恥ずかしい話。お酒が入った時に感じる感情。なんというかマンネリ化した日常に差し込む光のような、、可能性を感じる。何かと理由をつけて行動に起こすことを避けていたことがなし得てしまうような。無意識に隠して気付けずにいた自分の欲望に気付ける。自分は何がしたいのか、何になりたいのか。平凡な日常を送っていると忘れてしまう。
お酒を飲んで思い出せた大事な感情。酔った状態で書いたこれが何かになればいい、私は救われる。お酒はほどほどがちょうどいい。一人で飲むお酒は寂しい。飲むなら絶品のおつまみも欲しい。きっと私たちの生活にはお酒が深く結びついていた。気づかなかった。コロナによって得た気づきはとても多いと思う。私たち、生きている人間の糧になって人を大きく成長させるだろう。コロナと戦うという意識よりも自分自身と戦おう。今が成長する絶好の機会だ。