1月上旬。チーバくんの足の裏辺り、千葉県南房総の灯台を目指しドライブをした。
私たちはいつも夜中に出発する。あまり高速道路にならないため、渋滞に巻き込まれたりすると所要時間が2倍近く膨れ上がってしまう。その為、なるべく道が空いている夜中に出て大抵また夜中に帰ってくる。２日間確保しておくと、車での遠出は予定にも運転手にも余裕があっていい。
今回は23時頃に家を出たが、友人達3人を拾って出発が0時頃になった。案の定道はスカスカ、大通りでスピードもある程度出せた。今回の目的地は南房総の灯台だが、その前に寄り道をした。
「鹿野山九十九谷展望公園」というところで、マザー牧場の近くで町の景色や星はあまり見えないがベンチなどが設置されていて雰囲気は良いので中間地点として休むにはちょうど良い場所だ。
コンビニで買ったパンをここで食べながら休憩を10分ほど取りまた目的地に向け1時間半ほど車を走らせた。休憩含め、出発してから5時間ほどでやっと到着。神社と灯台に行く道二手に分かれていて灯台の方へ向かって歩いて行くと岩がゴロゴロしている道に出るが歩道があり、整備されていて意外にも道は綺麗。
岬の先、岩の上に「絶景 朝日と夕陽の見える岬」と書いてある棒と白いベンチがポツンと。ここが写真映えするスポット。とりあえずみんなで触って写真は撮ったのだが、ここは海辺で風を遮るものもなくこの日は風速10mほどあり立つのがやっとなくらいの暴風が吹いていた。しかも真冬なのであまりに寒すぎて星や景色を見ているところではなく写真だけ撮りすぐさま車に戻った。まさかそんなすぐ車に戻るとは思っていなかったので今後の予定が何も経っていない。この頃時刻は朝の4時を回っていた。
写真では伝わりにくがこの日は月も少し暗く、千葉県ではなかなか見られないくらいの満天の星空が広がっていた。ちなみに星を見に行く時は月が新月に近い時に見にいくといい。月が明るすぎて星が見えなくなってしまうからだ。月齢カレンダーなどで月を確認してから行くと良いだろう。
今後の予定を話し合い、せっかくなので帰りに海鮮を食べようと、友人のおすすめ「サスケ食堂」に行き駐車場に車を停めさせてもらい寝て待っていたが、開店の時間になっても店が開かなかった。
二人組のバイクに乗った人が来て、お店の前で何かを見ていった後、駐車することなく去っていった。よくよく見たら臨時休業をしていた。何のために待っていたのだろうか…お腹も減っていたのですぐに近くの海鮮料理を調べ、近くに美味しそうな食堂のようなお店を見つけたので行ってみた。
ここは「漁師料理 かなや」というお店で海沿いにお店が立っていて、窓際の席につくと海が目の前に海があり遠くに船が何隻か見えてとても景色が良かった。もちろん料理も美味しい。メニューの中に牡蠣やお刺身など気になるものがあったがお値段はそれなりに張るのでお手頃な定食を１つだけにした。
今回の旅は星を見たいと、当日の夕方に急に決まったのでなんやかんや疲れもあり早めに帰った。きっと春先に行けば花が咲いていたり、もっと見所もあったと思う。風も強く長時間空を眺める事もできなかったのできっとまた暖かくなった頃にリベンジするだろう。
