タイで古着仕入れをして感じたこと|想像と違ったバンコクのリアル

旅行

なぜタイへ行ったのか

私は観光地が嫌いなわけではありません。

実際に今回もアソーク周辺に宿泊し、電車やGrabを利用しながら移動していました。

ただ、有名な観光地だけを回って旅を終えるよりも、その土地で生活している人たちが普段利用している市場や商店街、交通機関などを見てみたいという気持ちがあります。

現地の人と同じ場所を歩き、同じような移動手段を使ってみることで、その国の空気感が少しだけ見えてくる気がするからです。

また、ローカルな場所には予想していなかった出来事が多くあります。

日本では当たり前のことが通じなかったり、どう行動すればいいのか分からなかったりする場面も少なくありません。

実際に今回、タイのバスに乗った際は英語がほとんど通じず、運賃システムも分かりませんでした。

しかし車内には集金係のような人が乗っており、新しく乗車してきた人から順番に運賃を徴収していました。

私は目的地の名前をタイ語で表示して見せたところ、相手は料金分の紙幣を見せながら教えてくれました。

結果的に問題なく目的地へ到着でき、電車では行けない場所まで移動することができました。

Grabを利用すると片道1000円近くかかる場所でしたが、バスなら100円ほどです。

こうした経験を通して、その国のやり方に合わせながら移動したり買い物をしたりすることに面白さを感じています。

観光地を見るだけでも旅行は楽しめますが、私にとってはローカルな場所へ足を運んで初めて、その国に来た実感が湧くのです。

想像していたタイ

フィリピンを訪れた経験はあったものの、タイについてはほとんど知識がありませんでした。

そのため、出発前は東南アジアに対する漠然としたイメージからタイを想像していました。

街はもっと雑然としていて、移動も今より不便だと思っていましたし、観光地以外はあまり見る場所がない国だと思っていました。

また、観光客が多い場所では日本人をよく見かけ、英語も比較的通じるものだと考えていました。

古着についても、安い古着が大量に並んだ市場があちこちにあり、掘れば掘るほど利益の出る商品が見つかるようなイメージを持っていました。

食事についても正直そこまで期待しておらず、何度か日本食のお世話になるだろうと思っていました。

今振り返ると、こうしたイメージの多くは実際にタイを見たわけではなく、自分の中で勝手に作り上げていた先入観だったと思います。

そして、その先入観は到着初日から次々と覆されることになりました。

実際に行ってみると

実際にタイへ行ってみると、出発前に抱いていたイメージとは大きく違う部分がたくさんありました。

街の綺麗さ

まず驚いたのが街の綺麗さでした。東南アジアということで、もっと雑然とした街並みを想像していましたが、アソーク周辺をはじめ都会は非常に発展していました。都市部を離れても街はゴミなども散らかっておらずかなり綺麗でした。ショッピングモールはかなり大きく、綺麗で日本と比べても見劣りしないレベルです。

また、街を歩いていて印象的だったのが服装です。
以前訪れたフィリピンではサンダル姿の人が多かったため、今回もサンダルやラフな服装の人が多いと思っていました。
しかし、タイではスニーカーを履いている人が多く、服装も日本で見かけるような韓国系ファッションに近い印象でした。
また、気温が高いにもかかわらず、長ズボンやジーンズを履いている人も多く見かけました。
服装一つ取っても、自分が抱いていた東南アジアのイメージとは違う部分が多かったように思います。

タイの食事は期待以上

正直一番驚いたのが食事でした。

屋台からレストラン、ショッピングモールのフードコートまで選択肢が豊富で、ローカルフードも何を食べても非常に美味しいのです。海外では食事が合わず日本食を探すことも多いと思いますが、今回は日本食に頼ることもなく、違和感なく現地の食事を楽しむことが出来ました。

4品で約750円
2品で約400円

ちなみにKFCやすき家などのチェーン店も点在しており、価格は日本よりかなり安いのでそれらも視野に入れることが可能です。

安くて便利な公共交通手段

交通の便も正直想像以上でした。

BTSやMRTが発達しているだけでなく、バスも本数が多く利用しやすいため移動手段には困りません。

ただしバスは時間通りにこないことや、1時間待ってもこないこともあったのでそう言った場合はgrabを利用していました。バスや電車はとんでもなく安いですがgrabもかなり安く1時間ほど乗っても一千円ほどしかかりません。安さとしてはバス>電車>grabです。正直どれを使っても安いですが、それぞれの価格には結構差があるので、時間はかかりますが節約をしたいのであればバスを利用するのがおすすめです。

電車やバスも夜遅くまで動いているので、思っている以上に行動しやすいです。

治安

また、治安の良さも印象的でした。

もちろん最低限の警戒は必要ですが、今回訪れた場所では危険そうな人物を見かけることもなく、スリなどもみられませんでした。

都市部を離れローカル市場などでは英語が通じない場面も多かったものの、優しい人が多くジェスチャーなどで意思疎通ができました。

一番苦労した猛暑

一方で、想像以上だったのは暑さです。

気温だけでなく湿度も非常に高く、長時間市場を歩いていると体力だけでなく判断力も削られていきます。実際に今回の旅では、言葉の壁よりも暑さの方が大きな課題でした。

一番期待していた古着

古着については少し複雑でした。

以前より価格が上がっているという話は聞いていましたが、実際に回ってみても簡単に利益が出るような状況ではありません。

観光客向けに変化している市場も多く、昔の情報だけを信じて行くと期待外れに感じることもあると思います。それでも探せば掘り出し物は残っており、気にいるものをいくつか購入することができました。

市場ごとに違う特徴

今回の旅ではいくつものマーケットを回ってみました。

行く前はどこの市場も似たようなものだと思っていましたが、実際に訪れてみるとそれぞれに強い特徴があり、明らかな違いがありました。

有名なチャトゥチャック市場はかなり観光客向けに整備されています。

マーケット内は屋外ですがしっかりと日陰が作られており、周辺には大型ショッピングモールもいくつかあるため、暑くなったら避難することも可能です。

売られているものは有名ブランドの古着、バッグ、食器、雑貨、タイらしいお土産など様々で、観光客向けの要素が強く感じられました。

一方でパタヴィコーン市場は圧倒的にローカルです。

観光客はほとんど見かけず、古着が中心でした。英語もほとんど通じず、今回訪れた市場の中では最も現地の空気を感じられた場所でした。

▶︎「パタヴィコーン市場については別記事で詳しく紹介しています。」

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シーナカリン鉄道市場は、おしゃれなダイナーのような雰囲気を持つナイトマーケットです。

飲食エリアが非常に充実しており、古着もありますが数はそれほど多くありません。韓国系やY2K系のファッションが多く、タイの若者向けのマーケットという印象でした。

▶︎詳しい様子は「シーナカリン鉄道市場」の記事で紹介しています。

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また、都心部からアクセスしやすいジョッドフェアナイトマーケットは飲食がメインです。

服や雑貨はそれほど多くなく、現地の人と観光客の両方が集まるため、初めてタイを訪れる人でも馴染みやすい雰囲気でした。

同じバンコクの市場でもこれだけ特徴が違うことには驚きました。

タイの市場と一括りにしていましたが、実際は飲食メインや雑貨メイン、観光向け、ローカル向け、若者向けなど特徴が大きく異なります。

その違いを知ることができたのも、今回複数の市場を回ったからこその収穫だったと思います。

相乗以上に見所の多いタイ

驚いたのは、想像していた以上に見どころが多かったことです。

市場を回るだけでも楽しいですが、ショッピングモールやナイトマーケットも充実しています。

正直、出発前は「数日でやることがなくなるかもしれない」と思っていましたが、実際は全く逆でした。

総合的に見ると、今回のタイ旅行の満足度は非常に高いものでした。

古着仕入れだけで考えると期待していたほどではない部分もありましたが、それを差し引いてもタイという国そのものがとても魅力的でした。

これまでもいくつかの国を訪れてきましたが、その中でもタイが一番好きな国になりました。

初めてもう一度行きたい国に出会うことが出来ました。

またタイに行きたいと思うか

結論から言うと、また行きたいと思っています。

今回の旅の目的は古着仕入れでしたが、正直なところ古着だけで考えると期待していたほどではありませんでした。

市場によっては観光客向けに変化していたり、以前より価格が上がっていたりと、SNSやネットで見た情報そのままではない部分も多くありました。

しかし、それ以上にタイという国そのものに魅力を感じました。

街は綺麗で物価は安く、食事も美味しく、交通の便も良い。治安も想像以上に良く、初めての一人旅でも特に不安を感じることはありませんでした。

暑さは辛かったですが何も不便することもなく、いい条件が全て揃っているような印象でした。

今回は古着仕入れを目的に市場を中心に回ったため、有名な観光地にはほとんど行きませんでした。

それにも関わらず、4日間では足りないと感じるほどタイには見どころがありました。


初日ということもあり緊張してしまい、チャトゥチャック市場の値札のないお店で値段聞けなかった後悔もあります。

バンコクだけでもまだ行っていない市場やエリアが数多くありますし、チェンマイやプーケットなど他の地域にも興味があります。実際、気になって帰国してから調べてみましたが、地域によってかなり雰囲気が違うようで興味が湧きました。

古着仕入れという目的だけでなく、純粋に旅行先としてももう一度訪れたいと思える国でした。

これまでいくつかの国を訪れてきましたが、タイはその中でも特に印象に残っています。  

そして今回タイでいい経験ができたため今までよりも更に東南アジアに興味が湧きました。以前から気になっているベトナムにも行きたいです。東南アジアもかなり発展していっているので景色や物価が変わる前に一度見ておきたいものです。

まとめ

古着仕入れを目的に訪れたタイでしたが、結果として一番印象に残ったのはタイという国そのものでした。

想像していたより都会で、食事も美味しく、交通も便利。市場ごとに全く違う雰囲気があり、何日いても飽きることがありませんでした。

古着仕入れは決して簡単ではありませんでしたが、それも含めて非常に満足度の高い旅になりました。

▶︎パタヴィコーン市場
実際に古着を購入したローカル市場。市場の雰囲気や購入品、回り方を詳しく紹介しています。

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▶︎シーナカリン鉄道市場
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