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大人数8人で囲むキャンプ飯【定番カレーと豪快スペアリブ】

BBQ

私は何年も前から、キャンプを始めた当時からいつかは友人をたくさん招待して私なりのキャンプをみんなに振る舞い楽しんでもらいたいと言う夢があった。そしてそんな夢を実現させたのが今回で、私の培ってきたキャンプの集大成でもあった。それと同時に、キャンプ以外の人と人の繋がりを担ったり一連の計画を自ら設計し理想の状況に持っていくリーダー的能力も試された。

定番で安定の美味しさ。カレーの作り方と、スペアリブの詳しい調理方法はこちらから↓

ここ最近は結構夢の実現ができてきていると思っていたが、ずっと地元の仲のいい友人たちだけで少しこじんまりとやっていたのであまり披露している感覚ではなかった。私からすれば手頃な人間で材料費を割り勘にし、実験を繰り返して試行錯誤していた感じだ。そう、実験段階で失敗してもいいようなシチュエーションを作り出していた訳だ。

私の友人達8人、だが友人同士は知り合いではない。来れる人と来れない人を確認したところちょうど8人になり理想的な人数となった。大人数でやりたくて、地元の人間だけではなくいろんな人とキャンプをしてみたいと思ったため関わりは薄いが直感的にこのメンバーならいけると思い親しい人もあまり親しくない人も集めて私は披露した。

前日は一日キャンプの準備と買い出しに追われた。いつも通りコストコにスペアリブを買いに行きワークマンで耐熱の革グローブを買い、スーパーで野菜を買い、百均も寄った。

もっとも、キャンプの一連の流れやスペアリブと何を作るか、それには何が必要かなど一週間以上も前からずっと考える事はあった。

買い出しを終え、家に帰ってからしばらく休憩した後、スペアリブの下処理と味付けを済ませた。この作業には慣れたが、それでも大きいのでかなり時間と労力がかかる。一枚20分くらいで今回は×4

スペアリブの仕込みを終えた後はできるかぎり荷物をまとめておいた。ここまでやってやっと前日の準備が終わった。この日はかなり疲れていたのだろう、珍しく寝付きが良かった。

当日の朝起は起きてからのんびり過ごし一時間ほど経ち頭が起きて来た頃、最終準備を始めた。まずはカレーに使う野菜のカット…。12インチのダッチオーブンで8人分のカレーを作るのだからカットする野菜の量ももちろん多い。

大きめの玉ねぎ5、中位のじゃがいも6、大きめのにんじんが3。玉葱だけカットが大変だった。量がある上に目に染みる。

コンタクトをしていると玉葱の汁を防ぐことができた目に染みる事はないが今回は大きい玉ねぎを六つも切ったせいで少し染みた。恐らく裸眼でやるよりは数倍マシだが。

クーラーボックスを購入して2年経つがここまで有効に活用したのは初めてだった。いつもスカスカだったが今回はジュースにスペアリブ×4と野菜、それと追加で市販の氷を3キロ突っ込んだ為ギチギチだった。

今回はフル装備中のフル装備、8人もいるので私の持つキャンプ道具全てを使う。そうなると私のコンパクトカーでは当然乗りきらない。友人のミニバンを出してもらうことにしていた。

昼の2時ごろ家に来てもらい荷物を積み込んだが、さすがはミニバン、テトリスのように隙間に荷物を敷き詰めてデッドスペースを無くすような小細工は必要なかった。

3時半ごろにキャンプ場に到着し、ちょうど3時過ぎに現地入りするよう言っておいた友人がBBQグリルのジャンボジョーとチムニースターター(炭起こし)を持って来てくれた。

荷物をすべて運び、タープも立てて早速炭起こしを始めた。私の小さい炭おこしではカレー用の木炭を、友人の大きいチムニースターターではBBQグリル用の豆炭を。ジャンボジョーが2台もあるとかなりの量の豆炭を消費する上に調理中は温度が下がらないように火のついた豆炭を作っておく必要がある。木炭に関しては少量でもカレーの調理は出来るし、最初から火力の高い調理をする事はないためゆっくりで良いため炭起こしから使い分けしておいた。

さすがはウェーバーのチムニースターターといったところか、想像より遥かに早くに火が回り4時過ぎにスペアリブの調理を始めることができた。

カレーを作りながらスペアリブの入ったグリル内の温度を確認し、火起こし器に豆炭に追加しながらカレーの調理に必要分の木炭も追加で火をつけた。

先にカレーが完成し、ダッチオーブンの隣、焚き火台の隅に置き炊いていたご飯も完成した。カレーはちょうど良い辛さでみんなが食べやすそうな味だった。

炊き上がったご飯は表面が乾燥しているように見え、食べてみると少し硬かった。まだ炊けてないのかと一瞬思ったがすぐに原因がわかった。蓋の部分に炭を置き上からも熱を加えていた為、表面がかるく焼けたのだ。色はついていないがおこげのような物だ、案の定少し中の米をほじって食べてみるとふわふわに炊けた食感だった。

そうこうしているうちにスペアリブも焼き上がりの時間になった。アルミホイルから出しBBQソースを塗り直し直火に切り替え焼き始めたところで仕事終わりの友人がバイクで轟音を鳴らしながら到着した。これで6人。

スペアリブを切り二分の一ずつお皿にのっけた。その間に友人が人数分のカレーと米をお皿に盛っていてくれた。

夜7時半、みんな各々で適当に食べ始めた頃、最後の二人が到着した。大体30分ほど遅刻することも考え4〜7時の間に来てくれと伝えていたので想定通りだった。これで8人が揃った、豪快なスペリブとご飯も完成したこのタイミングにみんなが集まり一層盛り上がった。

その間私はさっさと次のスペアリブを焼かなければならないのでご飯を食べながら準備して焦っていた。ずっと動きっぱなしで考えることが多すぎて、一つ一つの行動にかなりの労力を使っていた。

友人がジャンボジョーを持ってきてくれたおかげでスペアリブが合計で4枚も焼くことが出来て最高に贅沢だった。友人達も釣りの話なんかで意気投合し盛り上がっていてとても楽しかった。心底このキャンプを企画して良かったなと思えた。

撤収は地元の友人達を中心に素早く終えた。手順をある程度把握してくれているのでやりやすかった。

今回は私の集大成みたいなこともありほぼ全てを私一人で担った。

調理時間の管理とキャンプの全体の計画、友人を招待する時間と先に現地入りしてもらう人の手配。前日の買い出しと前日の仕込み、当日の野菜カットと荷物の確認や積み込み。今回何一つ不手際などなかった。今までの経験がしっかりと糧になっていることを実感することができた。

家に帰宅した後、地元の友人に手伝ってもらい荷物を閉まった。それから今回車を出してくれて陰ながら色々と手伝ってくれた友人と銭湯に行き最近ハマりけけているサウナに入った。今回の出来の話をして今後の話をしたりいつの間にか中学生時代の昔話にふけたりした。いつまで経っても色褪せない思い出といつまでも仲が良く絆の強い地元の友人達。人生で一番楽しい時間を生きているような気がした。

そんなこんなで時刻は4時近くになっていた。また明日からは余韻に浸りつつもそれぞれの日常に戻っていく。

定番キャンプカレーと絶品スペアリブのレシピ
揃えておきたいキャンプ道具
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