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茜色の絶景夕日と神秘的な朝日『馬の背洞門』神奈川県城ヶ島

城ヶ島の夕焼け

10月上旬。気温が下がり夏が終わったなと、上着を羽織る。

かと思ったら気温がグッと上がり残暑を強く感じたり…忙しい季節。久しぶりに一人旅に出た。昼の12半車中泊用の荷物を全て積み込み家を出た。

5時より少し前、城ヶ島に着いた。駐車場をよく調べていなかったせいで目的地の逆方向に位置する駐車場に入ってしまった。歩いて海に向かいながらマップを見て見当違いの場所にいることに気づいた。幸い駐車場代は無料で移動することが出来た。

馬の背洞門の近くの城ヶ島公園第二駐車場に車を止めた。一日450円、これは夜中0時を過ぎるとリッセットされるようで私は朝出発したら料金は900円でした。営業時間外は閉鎖と書いてありますが夜中普通に車の出入りがありました。謎です。

駐車場からは15分ほどで馬の背に到着。すでに少し夕日の色が強くなっているところで空が段々とオレンジ色になりやがて幻想的な茜色に染めていった。

この日は強風が吹いていて大変だったがタイムラプスで夕日が落ちていくところから星空までを動画に収めたくて2時間粘った。だが、真っ暗になり、人がいなくなり、風と波の音しかしなくなっていく中、空を見上げると雲がどんどん増えていき空を覆い尽くしていった。

日が落ちるまで強風の中待っていたのに期待していた星空は見ることができなかった。天気予報によると夜中から翌日の早朝までは晴れるとなっていた。今日は早く寝て夜中に行けばきっと星が見れるし夕日のタイムラプスは綺麗に撮れたからまあ良いかと思った。

同門は目の前が海だったため風は強く波と風の音がうるさかったが駐車場にも反るまでの道は風の音がなく、とても静かで虫の鳴き声だけが鳴り響いていた。

駐車場に戻り、夜ご飯に餃子を5個だけサッと焼いて食べた。食後は狭い車内をゴロゴロしながら東野圭吾の新作小説、白鳥とコウモリを読んで過ごした。本を読んでいると段々と眠くなるから最近は寝る前に読書をして熟睡を目指すことが多い。物語の後半に入って新事実が出てきてようやく物語が動き始め面白くなって来たところで眠くなり続きを想像しながら9時には眠りについた。

4時ごろに起きて準備して15分ほど歩いて馬の背洞門に向かった。途中までは道路沿いを歩くから暗くても平気だったが地面がアスファルトから土に変わると虫が多く、蜘蛛の巣が多数貼られていた。それを取り払いながら進んだ。蜘蛛の糸が嫌いで見掛けるのも嫌なのに落ちてる棒で取り払うのだから気持ち悪くて仕方ない。糸が硬く、木の棒を伝い感触が伝わる。蜘蛛の巣が貼られてるしばらく誰も通っていない道で少しゾッとした。

海にやっと出たがやはり誰もいなかった。怖くて変な汗が出始めていた。一人で誰もいない自然の中はかなり精神力を使う。Goproを設置した、本当は夜空を見ながらカメラの様子を見ていたかったが設置し終えて一瞬夜空を見上げただけですぐ車に向かった。雲は少なくなっていたがあまり星は見えなかった。見れてなかっただけなのだろうか、見渡す余裕なく一瞬でも早くその場をさりたかった。

夜行くならヘッドライトは必須で1人で行くにはかなり勇気が必要だ。更に、夕方なら人がいるが夜や早朝は人が来ないから道を塞ぐように蜘蛛の巣が貼られている可能性が高い。人通りがないせいで虫も道に大量にいる。虫が嫌いな人には最悪だ。私もかなりキツかった、あまり思い出したくはないくらいだ。

朝6時、日が登り完全に明るくなってからカメラの様子を見に行った。暗い時間には動けなかった。道中は朝日に照らされた風景が綺麗で早起きした甲斐があるなと思える光景だった。

6時過ぎ馬の背洞門の穴の間から朝日を移すことが出来た。

城ヶ島でご飯を食べるなら『かねあ』

朝日は夕日ほど幻想的ではなかったが気持ちのいい朝の日差しと、穏やかな海風に癒された。朝日を見てカメラを回収し車に戻った。車で3時間半ほど時間を潰したのち、『磯料理 魚のかねあ』に昼ごはんを食べに行った。

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